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学ばなくては

土曜日にあった「グローバル・コミュニケーション概論」のプレゼン、散々だったー。教科書のチャプターを著者になったつもりで発表するというもので、私は「Global Advertising and Public Relations」の章を選んだ。まさにこの大学院で学びたいと思っていたトピックだったから意気揚々と準備を始めたのだけれど、すぐにその期待は裏切られた。もう全然ピントが合っていないというか、あまりにマクロ的に書かれていて読んでいても興味が湧いてこないし、事例は本文の意図を伝える役割を果たしていない(と思う)し、あるセクションでは質問を投げかけているだけだし。それでもプレゼンは、先生に言われた通り「著者になったつもり」でやった。自分なりに解釈して自分の言葉で伝えた。「この章は内容に乏しく、定義も曖昧だ」という私のコメント付きで。すると先生はそのコメントがお気に召さなかったようで、がんがん突っ込んでくる。クリティカルであることを歓迎されると思っていた私はそこまで心の準備ができてなく、具体的な説明がほとんどできず・・・「否定するなら、その人よりももっと勉強しなければいけない」と言われ、ごもっともだと思った。最後には「否定するなら否定する、しないのなら否定的なことは何も言わない方が、あらが出なかったと思うな」とまで言われ、さすがにショックを受けた。あらって。そんなに私のプレゼンだめだったかな。


でも確かに、自分の準備不足を棚に上げて、著者の考えに否定するようなことを言うのは、生意気というものだろう。なんでもかんでも呑み込まず、時には反論するというスタンスは良くても、ただ闇雲に否定するなら誰だってできる。そこで持論を展開したり、解決策を提案できるような人は希少なのだと思う。そんな人になりたい。もっともっと勉強しなくては。自分の言いたいことをちゃんと言える人にならなくては。自分の考えすらしっかり表現できない人が、「著者になったつもりで」発表すること自体できないのかもしれない。


喝を入れてくれた先生に感謝。忙しさにかまけず、学ばなくては。
by serendip_love | 2008-11-10 00:26 | 国際教養大学専門職大学院
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秋田から福井に引っ越しました。気持ち新たに、妻・母・女性、そしてビジネス翻訳家として「私らしく」成長していきたいな。


by serendip_love
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