蜜蝋の温かさ
幼稚園の先生をしているAさんは、私の個人レッスンの生徒さん。毎週土曜日に会って、一緒に英語の絵本を読む練習をしている。彼女が持って来る絵本は、どれも優しくて楽しくて温かい。人柄が表れているんだな。すごく熱心だから、こちらもやりがいがある。だから、土曜日の朝がとっても楽しみ。
そんなAさんから「クリスマスのときにでも使って下さい」と蜜蝋をいただいた。名前は聞いたことがあったけれど、実際に蜂の巣から作られたこのろうそくを見たのは初めて。胴体部分が蜂の巣のようにきれいな六角模様になっていて、使うのがもったいと思っちゃう。でも、使わずにしまっておく方がもったいないような気がして、お言葉通りイヴのディナーで火を点けた。
他のろうそくと違って、濃い色をした温かな灯。熱心に絵本の文字を追うAさんの茶色の瞳のようだった。すごくキレイで、温かかった。ありがとうございます。
by serendip_love
| 2008-12-29 20:53
| 村上センス