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BTTFネタ、矛盾

頭で考えてごちゃごちゃしてしまったときは、紙に書いてみるのがいいですね。それを実感したことがありました。なのですが、かなりマニアックなBack to the Futureネタなので、興味のある人だけどうぞ。

実は、BTTF Part 3で、決定的な矛盾を見つけてしまったんです。それはドクの恋人、クララの存在について。

マーティが1955年のビフからスポーツ年鑑を取り戻したあとすぐ、ドクの乗ったデロリアンが稲妻に打たれ1855年にタイムスリップしてしまいます。未来に戻るためにマーティは、今まさに別のマーティを未来に送り返したばかりのもう一人のドクに会いにいき、2人で洞穴に隠されたデロリアンを探しにいきます。そこで2人が発見したもの、それは1855年に射殺されたと記されたドクのお墓でした。その墓石から、クララという女性と出会い愛し合っていたことがうかがえます。

さて話は進み、マーティは修理されたデロリアンで1855年に移動、ドクと再会します。そのときのドクはまだクララを知りませんでしたが、ヒル・バレー市長から「クララ」という新任の先生の出迎えを頼まれます。しかしマーティによると、ドクはその一週間後に射殺される。その悲劇に「クララ」という女性も関わっているらしいので、出迎えには行かないことにします。

なんとか悲劇が起こる前に未来に戻ろうと奮闘するマーティとドク。そんなときドクは、暴走した馬車に乗った女性を、崖に落ちる寸前で助けます・・・クララでした。2人は一瞬で恋に落ちます。そのとき、マーティはあることを思い出します。その崖の名前は、100年前にここで命を落とした教師に由来するということを。つまり、クララはもともと死ぬ運命だったのです。それを知ったドクは、また未来を変えてしまったと自分を責めるのです。

気づきました?そう、クララはヒル・バレーに着いてすぐ死ぬ運命だったと同時に、ドクと出会い恋に落ちる運命でもあった!完全に矛盾しているように見えますよね。しばらくは、この発見にショックを受けていました。大好きな映画の欠点を見つけてしまったと。でも考えているうちに、私の発見が間違いなのではと思うようになりました。でも、自分の間違いを説明出来ずにいたのです。

そこで、紙に三つのシナリオを書いてみることにしました。

ひとつ目、それは完全なる純粋な歴史。まだ誰もタイムトラベルをしていない状態。マーティはこのときに、教師の名前がついた崖のことを知ります。

ふたつ目、ドクが1855年にタイムスリップしてしまい、そのまま1955年になるシナリオ。ドクのお墓は、このときに作られます。

みっつ目、マーティが1855年にドクを救いに行く最後のシナリオ。ドクはそのとき初めて、クララは死ぬ運命だったことを知ります。

よって、私が矛盾だと思っていたことは、単にこのシナリオの違いだったのです。ふたつ目のシナリオで初めて、ドクが1855年に存在することになるので、クララと恋に落ちるのもこのシナリオ以降になるということ。もしふたつ目のシナリオの時に崖の名前が出てきていれば、それはずっと昔から付いていたネイティブ・アメリカンの名前のはずです(ドクが汽車でデロリアンを押すアイデアを思いついた時、駅の地図には「インディアン」っぽい名前が付いていました)。そしてみっつ目のシナリオでは、ご存知の通り「クリント・イーストウッド」(=マーティ)の名前になっています。

もともと「タイムトラベル」という考え自体容易いものではないのに、BTTFは本当によく出来ているなと惚れ直しちゃいました。
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by serendip_love | 2007-08-02 02:30 | 趣味のこと
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秋田から福井に引っ越しました。気持ち新たに、妻・母・女性、そしてビジネス翻訳家として「私らしく」成長していきたいな。


by serendip_love
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