パチンコ・スロットにはまっていた20代前半。仕事が終わったらパチンコ屋へ直行。休みの日は朝から晩までいることも。借金もした。彼氏のお金に手をつけたこともあった。パチンコ屋で出会った人と付き合ったこともあった。「私の人生、こんなんじゃダメだ。」そう思いながらも、それなりに楽しいこの生活からなかなか抜け出せずにいた。
自動車事故に遭ったのは、ちょうどそのころ。妹を乗せて、母から借りた車でショッピングセンターに向かっていた。私のミスだった。無保険の代償も大きかったけれど、妹に怖い思いをさせたことが何より辛かった。そして、自分の車を持つことを決めた。
それからの私の行動力は、目を見張るものがあった。週末は一人で映画を観に行った。それも一日に何本も。そして、英会話教室に通い始めた。はまった。面白いから勉強する、すると上達する、そしてもっと面白くなる。これだ、と思った。会社を辞めて、翻訳家になるため大学受験を決意。翌年、私は国際教養大学の一期生となった。26歳だった。
私はあのとき、どうして自分を変えることができたのか、と考える。目標を持つことができたから。じゃあ、どうやって目標を持つことができたのか。ひらめきがあったから。じゃあ、どうしてひらめきがうまれたのか。事故を経験して、感度が上がっていたから。そして、「現状を変えたい」という思いが常にあったから。
物質的な変化も、私自身に変化をもたらした。車。自分であちこち行けるようになって、行動の幅が広がった。すぐに動けるようになった。そんな自分に酔っていた、というのもあるかもしれない。
こんな私でも自分を変えることができたのだから、誰だってできるはず。何かのきっかけがあれば、どんな人だって現状を変えることができる。私は、誰かの「きっかけ」になりたい。
自動車事故に遭ったのは、ちょうどそのころ。妹を乗せて、母から借りた車でショッピングセンターに向かっていた。私のミスだった。無保険の代償も大きかったけれど、妹に怖い思いをさせたことが何より辛かった。そして、自分の車を持つことを決めた。
それからの私の行動力は、目を見張るものがあった。週末は一人で映画を観に行った。それも一日に何本も。そして、英会話教室に通い始めた。はまった。面白いから勉強する、すると上達する、そしてもっと面白くなる。これだ、と思った。会社を辞めて、翻訳家になるため大学受験を決意。翌年、私は国際教養大学の一期生となった。26歳だった。
私はあのとき、どうして自分を変えることができたのか、と考える。目標を持つことができたから。じゃあ、どうやって目標を持つことができたのか。ひらめきがあったから。じゃあ、どうしてひらめきがうまれたのか。事故を経験して、感度が上がっていたから。そして、「現状を変えたい」という思いが常にあったから。
物質的な変化も、私自身に変化をもたらした。車。自分であちこち行けるようになって、行動の幅が広がった。すぐに動けるようになった。そんな自分に酔っていた、というのもあるかもしれない。
こんな私でも自分を変えることができたのだから、誰だってできるはず。何かのきっかけがあれば、どんな人だって現状を変えることができる。私は、誰かの「きっかけ」になりたい。
#
by serendip_love
| 2013-07-03 12:49
| 村上センス