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今学期はライティングのクラスです

今学期は「Academic English for Global Professions」という授業を履修しています。大学院レベルのライティングや研究論文の書き方を学ぶことが目的。書くことにはある程度慣れているつもりでいたけれど、改めて学ぶといろんな気づきがあって興味深いです。例えば、論文を書くときには、オーディエンス(読む人)は誰か、そして何を目的にして書くか、ということを考えなくてはならないとのこと。基本中の基本だけれど、それをしっかりと意識していない自分に気づかされます。今日の授業では、様々なタイプの文章を見比べて、それぞれのオーディエンスと目的は何かを、クラスメイトとディスカッションしました。契約書、レシピ、恋文、大統領のスピーチのトランスクリプト。それぞれ異なるレトリック、ボイス(ライティングスタイル)があります。私たちも何かを書くときに、そのオーディエンスと目的に適した言語を使わなくてはならないのです。

授業自体も面白いけれど、毎週の課題もやりがいがあります。毎回リーディングとペーパーの課題があって、今回のペーパーのテーマは「自分はどんな人間か」。これをナラティブ(物語風)の形で仕上げます。いろいろ書きたいことはあったけれど、ページ制限もあるので、今回はフォーカスを「大きいものより小さいもの」「外向きより内向き」な自分にしぼってみました。私の文章はどうしても抽象的になりがちなのですが、今日私のペーパーを読んでくれたクラスメイトは、そこがいいと評価してくれました。でも課題の意味って、完成度の高いペーパーを提出することではなくて、実際に書くことで何かを学ぶことにあると思うのです。自分のペーパーを読み返してみると、書いているときには気づかない小さな間違いや、表現の選択ミスを見つけることができます。また人のペーパーを読むと、こういう書き方、考え方があるのかと気づいたり、自分もこういう風に書くことができたなと思ったり。次はこうしてみようと、ああしてみようと、たくさんのアイディアが浮かんできます。

でも正直なところ、学業と仕事とビジネスと家事育児の両立は、本当に大変。課題もそうだけど、最近は仕事も忙しくて、まとまった量の翻訳依頼がくると、ただただストレスがたまる一方。どうしてもカノンが寝たあとでないとボリュームのある仕事や課題はできないので、徹夜することもしばしば。昨日も課題を仕上げるため、朝4時近くまで頑張りました!そろそろ本気で、ストレスの元を断つか、それとも人に助けを求めるか、決断しなくてはならない時期になったのかもしれません。

いずれにしても、大学院での学びは私にとって大事なもの。あと1年たくさん勉強して、何かを残せればいいな。
# by serendip_love | 2011-09-29 23:54 | 国際教養大学専門職大学院

3ヶ月ぶりのブログ更新です

ご無沙汰しています。なんと3ヶ月ぶりのブログ更新です!今夏は一度もブログを更新しなかったんですね。書きたいことは山ほどあったけど、ブログを開くことすらせず仕舞い。在宅翻訳の仕事に復帰してからというもの、予想以上に忙しく、生活バランスがすっかり崩れてしまっていました。仕事、事業、学業、育児、家事と、日々いろんな役割をこなしていることで、アイデンティティの確立ができなかったことも、要因の一つかもしれません。いろんな自分と向き合うのは体力と気力がいるものです。ブログは、そんな私のセラピーになるものだと思うけど、行動に移せるほど心の余裕はなかったのかな。9月という区切りの時なので、またマイペース&マイセンスでブログ再開したいと思っています。

カノンは1歳3ヶ月になり、あんよもできるように。おしゃべりも随分上手になりコミュニケーションをとるのが楽しくなりましたが、自我が強く、手を焼かされています。特に今は上野さんがアメリカに行っているので、ここ10日ほどは私1人で対処しなくてはならず、イライラすることもしばしば。仕事が忙しいときに、私のママさんにカノンの世話を手伝ってもらいながら、なんとかやっているという感じです。来週からは夏休みが終わり大学院の授業も始まるので、さらに忙しくなりそうです。

「私は何がしたいのか」「私は何者か」、そんなことをずっと考え続けてきて、まだはっきりとした答えはでていないけど、少しずつ分かってきたような気がします。自問を続けながら、日々の生活の中で気がついた、「答えのヒント」をこのブログで伝えていければいいな、と思います。
# by serendip_love | 2011-09-01 23:59 | 村上センス

問題の本質

今月から仕事復帰(在宅翻訳)することになり、先週、1年ぶりに、横手にある会社へPCを取りに行ってきました。みんな本当に温かく迎えてくれ、忘れかけていたワーキングウーマンの血が騒ぐというか、すごく満たされた気持ちになります。セキュリティPCの接続がうまくいかず、まだ実際の仕事には取りかかっていませんが、身の引き締まる思いでいます。

これとは別に、個人事業の方で、企業の語学研修も担当することになったんです。これまでは上野さんが企業向けの講師をしていましたが、今回は先方の希望で私が教えることに。その打ち合せの前日は、あまりに緊張して熱が出たほどですが、今はステップアップできるチャンスと腹をくくっています。

にわかに忙しくなってきて、育児との両立が厳しくなってきました。これから大学院の勉強もますます忙しくなってくると、寝る時間がなくなってしまいます。そんなわけで、ここ最近ずっと保育園を利用しようかと悩んでいるんです。まるで天使と悪魔が、私の耳元で「保育園に行こうよ」「いやダメだよ」とささやいているみたい。

天使の言い分は・・・

カノンは一時保育で保育園に行くと、大泣きするよ。朝登園すると、あなたがいなくなるのが分かるのか、のけぞって大泣きするし。迎えに行くと、カノンだけ保育士さんにおんぶされてるじゃない。置くとすぐ泣いちゃうからなんでしょ。慣れれば泣かなくなるかもしれないけれど、こんなに小さいうちからそんな試練をあげなくてもいいんじゃない。子どもの発達に重要なこの時期に、母親の愛情を存分に与えなさい。だから、今優先すべきは子どもで、自分のことは後からでもできるわよ。

一方、悪魔の言い分は・・・

子どものために自分のやりたいことを犠牲にするなんて。そんなことをしたら、将来子どもに「あなたのためにやりたかったことを諦めたのよ」なんて言う母親になるぜ。もちろん子どもの存在を無視しろとは言ってないよ。保育園やその他利用できるものがあるなら活用して、その範囲内で自分の時間を作ってもいいんじゃない。それに、あんたのやりたいことは、将来の自分と家族全員のためでもあるんだろ。今やらなければ、後で後悔するぜ。

という具合。どっちが天使か悪魔かもよく分からないんですけどね。もやもや考えても仕方ないから、今日市役所に行って保育園の申込について聞いてきました。1ヶ月の保育料は、なんとかなる程度でした。問題は、保育園を利用する条件。1日5時間以上、週4日以上の就業が必要です。在宅翻訳の仕事は1日2〜3時間程度。大学院の授業は週に3時間。もちろん論文準備時間は含まれません。個人事業は仕事量がまちまちなので、今の段階ではこれらを合計しても条件を満たしていません。1日5時間のラインを超えるためには、個人事業の仕事量を増やす他、方法はありません。

そして気がつきました。この問題の本質は、カノンを保育園に預けるかどうかではなく、私が行動を起こしてしっかり働きたいかどうか、なのだと。「3歳神話」を盾に、カノンのためにどうすればいいのかと悩んでいたのは表面的なことで、結局のところ自分自身のことで悩んでいたのです。妊娠・出産を機に仕事から離れ、平日でも日中を自由に使える身分になり、すっかりそのペースに慣れていた私は、また社会の一員として自分の行動に責任を持つことを、怖がっていたのだと。保育園を利用し続けるためには、がんがん働かなくてはならない。そしてその仕事は、人から与えられるのではなく、自らもらいにいかなくてはならないのです。そう思ったら、妙に納得してしまった私。そうだ、働かなくちゃ。

でもやっぱり怖い。そしてまだ悩んでる。問題の本質が分かった今、出す答えが重くなるのです。でも、先週会社で感じた「ワーキングウーマンの血」、私の中に確かに通ってる。今、大きな決断をしようとしています。
# by serendip_love | 2011-05-30 23:59 | 育児生活

TOEICを受けました

今日は上野さんにカノンを見てもらって、県立大学でTOEICを受けてきました。2年前に受けたときは940点だったんですが、昨年11月に受けたときは925点。今まで5回以上TOEICを受験していますが、点数が下がったのは初めて!かなりショックだったので、期間を置かずまた受けることにしたんです。

今回の目標は950点。最初は順調でした。が、試験前にぐい飲みしたコーヒーのせいか、トイレに行きたい・・・どうしよう。残り30分もある。これは我慢できないなと思い、限界になる前に挙手して退室することに。あーすっきりと会場に戻ってきたけれど、集中力が途切れたせいか、長文の問題を読むのにかなり時間がかかり、時間が足りない!!!最後の5問は解けなかったので、全部Cにマークするはめになってしまいました。これは痛い体調管理ミス。あー、残念。これも自分の実力です、しょうがない。

結果がでるのが、楽しみなような、そうでないような。次回の教訓となったTOEIC受験でした。
# by serendip_love | 2011-05-29 23:59 | 学習・勉強

シャロンとの1週間

シャロンとの1週間_c0092751_23564076.jpg

「ゴールデンウィークって、今月のことだったんだ!もう随分前のことのよう・・・」

と感じるほど、5月はいろんなことがありました。中でも一番の出来事は、上野さんの妹シャロンが、カノンの初めての誕生日を祝いに、アメリカから来てくれたこと。秋田での1週間の滞在をすごく楽しんでくれたみたいです。

私もこの1週間、非日常を楽しみました。カノンの誕生日パーティー、友人を招待してきりたんぽパーティー、男鹿への小旅行、お刺身の美味しいお店、私の実家で焼き肉・・・ってほとんど食べることですが。シャロンがいることで、普段しないことができたので、楽しかったです。カノンともすっかり仲良くなったみたいで、別れるときは寂しかったけど。

また来年も来てくれるんだって。嬉しいな。待ち遠しいな。
# by serendip_love | 2011-05-28 23:59 | 家族のこと
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秋田から福井に引っ越しました。気持ち新たに、妻・母・女性、そしてビジネス翻訳家として「私らしく」成長していきたいな。


by serendip_love
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